不死身の漢 ~映画・その他ブログ~

ブログ復活しました。主に映画・アニメ・ゲームの雑記、レビューをしていくつもりです。

観るべき映画を知りたい時におススメの本。

「昔の映画を観よう」と思った時に、 映画好きであっても「何を(何から)観れば良いかわからない」となることは多い。

  本格的に映画史の勉強をしたい人でなくても、観るべき映画を知りたい、という人は、わりかし多いんじゃないだろうか? ここで言う「観るべき映画」とは、「流行ってる映画」ではなく、「映画史的に重要な映画」という意味だ。

 しかし、ネットで「観るべき映画」と検索しても、あまり参考にはならなかったりする。個人の好みによるおススメ映画の紹介記事が大半だし、紹介している映画の年代もバラバラだったりするからだ。

 僕は欲しかったのは、映画の始まりから現在まで、重要な作品が年代順に書いてあるような作品リストだった。

 そんな時に、役にたった本がコレ。

映画検定公式テキストブック[増補改訂版] 映画検定全問題と解答

映画検定公式テキストブック[増補改訂版] 映画検定全問題と解答

 

 

 キネマ旬報社が出している『映画検定 公式テキストブック』。

 第一章の「見るべき映画100本」では、日本映画編と外国映画編に分けられ、それぞれ100本づつ重要な映画を紹介している。古い作品から現在の作品までを順番にリスト化して、一つ一つに短い解説を載せているので実に便利。

 映画の歴史の詳しい解説や、知っておくべき映画俳優リストもあり、アカデミー賞・三大映画祭の歴代受賞作のデータが載っているのも嬉しい。

 読み物として普通に楽しめる本で、映画の入門書として最適の一冊だと思う。

 ただし、 キネマ旬報が実施している映画検定のためのテキスト本なので、新しい情報が加筆された最新版が数年ごとに発売される。そのたびに買い直すほど価値があるかというと、正直あまりない。(値段も高いしね……)

 なお、映画検定の問題集と回答集が付いている。

 

映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ【新装増補版】

映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ【新装増補版】

  • 作者: 村山匡一郎,奥村賢,西村安弘,濱口幸一,岡村民夫,石原陽一郎,渡邉大輔
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: 単行本
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 もう一冊のおススメは村山匡一郎 氏の『映画史を学ぶクリティカル・ワーズ』。こちらも映画史入門書だが、『映画検定』と比べるとやや上級者向けで、映画の誕生前夜にまで遡って映画史を解説している。クリティカル・ワーズと書いてある通り、映画史で重要な用語・人名を解説するのがメインだが、年代別で必見の作品も紹介している(だが、どう考えても今では見れないような映画も多い)。より深く映画理論を知りたい人の為の、シネフィル入門書。

 

 

 わざわざ本を買いたくない人は、ウィキぺティアの「映画史」の項目を観るのもアリだ(こんなこと言ったら怒られるかもしれないが)。映画史の詳しい解説の中に作品名が書かれているので、それを参考に映画を観るのも良い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%8F%B2#1890%E5%B9%B4%E4%BB%A3

 ただ、まとまった作品リストは無いので、そこは不便だ。

 

 (ちなみに、単に人気のある作品などを探したい場合は、「おススメ 名作」で検索すれば山ほど、映画の紹介サイトが出てくるだろう。特定の年代の映画を観たいなら、検索ワードに「○○年代」と付け加えれば、年代別のおススメ作品が分かって参考になる)